アミノ酸とは、タンパク質を構成する物質で、約20種類あります。そのうち、体内で合成できない9種類を必須アミノ酸、合成できる11種を非必須アミノ酸と呼びます。
必須アミノ酸は、ロイシン,イソロイシン,リジン,フェニルアラニン,メチオニン,スレオニン,バリン,ヒスチジン,トリプトファンの9種類で、必要量が合成できないため食べ物から補う必要があります。
必須アミノ酸のうちひとつでも必要量に満たないアミノ酸があると、他のアミノ酸も一番少ないレベルでしか働けなくなります。バランスよく摂取することが大切です。
アミノ酸の働きは様々です。分岐鎖アミノ酸(BCAA)と呼ばれる、バリン,ロイシン,イソロイシンの3つの必須アミノ酸は、筋肉を構成するアクチン,ミオシンというタンパク質に多く含まれるアミノ酸で、筋肉増強や疲労回復に効果があります。
燃焼系アミノ酸と呼ばれる、リジン,アラニン,プロリン,アルギニンの4種類は、脂肪を分解するリパーゼという酵素を活性化する働きがあります。リパーゼが活性化することで脂肪が燃えやすい体になるので、運動と組み合わせたダイエット効果が期待されます。
フェルニルアラニン,チロシン,トリプトファンは神経伝達物質(セロトニンやエピネフリンなど)の前駆体です。また、バリン,ロイシン,イソロイシン,アルギニン,グルタミン酸は脳細胞強化に働くと言われています。
アミノ酸の有効成分はビタミンCで、レモンの10倍以上のビタミンCが含まれています。アミノ酸の果実100g当たり1000〜2000mg、、良く熟したアミノ酸には4000mg以上もビタミンCが含まれています。
現在の所アミノ酸による重大な副作用は報告されていません。また他のサプリメントや医薬品との相互作用も今のところ報告されていません。
アミノ酸は体内にバランスよくそろっていないと効率よく働けません。ダイエットや偏食などで食事のバランスを崩すと不足しがちなので注意が必要です。
サプリメントでとる場合の摂取量の目安は一日2〜6g程度です。アミノ酸のサプリメントは商品ごとに配合されているアミノ酸が異なるので、目的とするアミノ酸が配合されているものを選んでください。BCAAを利用する場合は、運動の直前,直後に摂取するとより効果的です。