キトサンとは、カニやエビの甲羅から取り出される成分です。カニの甲羅にはキチンという成分が含まれ、それを化学処理した物がキトサンです。キチンを全てキトサンに処理できないことから、キチン・キトサンとも呼ばれます。
キトサンは動物性の食物繊維なので消化吸収されません。キトサンは体内で、有害物質を吸着する働きがあり、キトサンに吸着された物質は吸収されずにそのまま体外へ排出されます。
キトサンに吸着される物質には、コレステロールや脂質,胆汁酸などがあります。また、ラットや人での実験の結果、キトサンにはマクロファージを活性化させ免疫力を高める効果が認められています。
キトサンの効果は、キトサンが持つ吸着力からなります。例えばキトサンのコレステロール低下作用は、胆汁酸をキトサンが吸着するためです。胆汁酸はコレステロールから作られるため、キトサンにより胆汁酸が吸着・排出された結果、胆汁酸を作るためにコレステロールが消費されます。
その他キトサンは、高血圧の原因となる塩素の吸着や抗脂血漿の予防、糖尿病の予防・改善効果などがあります。
食物繊維のため下痢や便秘になるケースがあります。またエビやカニにアレルギーがある方は、アレルギー症状が出る場合があります。一般的には重大な副作用は報告されていません。
油分(DHAなど)を含むサプリメントと併用した場合、キトサンがDHAを吸着・排出してしまう可能性があります。
キトサンを摂取するにはサプリメントでとるのが一般的です。キトサンの摂取量の目安は一日1,000mgほどです。キトサンサプリメントは製品による品質のばらつきが大きいので、信頼できるメーカーのものを選ぶようにして下さい。特に、キトサンの純度が高い商品を選ぶようにしてください。