ルティンとは、色素成分のカロチノイドの一種です。ルティンはほうれん草やブロッコリーなど緑黄色野菜に多く含まれています。ルティンは、同じカロチノイドのゼアスキサンチンとともに目の網膜、特に黄斑部に多く存在します。
人間の目は網膜で感じた光を脳に伝える働きをします。網膜に光が当たることにより活性酸素が発生し網膜や黄斑を徐々に酸化し黄斑変性症などの目の病気につながってしまいます。
ルティンは網膜に入ってきた有害な光を吸収すると共に、網膜に対して抗酸化力を発揮し酸化するのを防ぐ働きがあります。
ルティンは網膜全体に存在し、網膜にダメージを与えてしまう可視光線を吸収すると共に、網膜や黄斑部の酸化を防ぐ働きがあります。ルティンには網膜や黄斑の酸化による、黄斑変性症や網膜変性症,白内障の予防,改善効果が期待されます。
ルティンの働きは有害な可視光線の吸収と、網膜および黄斑の抗酸化作用です。
現在の所、ルティンによる重大な副作用,ルティンの過剰症は報告されていません。またルティンと他のサプリメント,医薬品との相互作用も今のところ報告されていません。
ルティンは食品では、ほうれん草やブロッコリー,カボチャなどに多く含まれています。黄斑変性症などの予防のためにはルティンを一日6mg〜12mg程度摂取するのが目安です。この量のルティンはほうれん草1/2束程度で摂取できます。黄斑変性症などが疑われる場合は1日20mg〜30mg程度摂取することもあります。
またルティンが配合されたサプリメントも商品化されています。ルティンをサプリメントでとる場合、ルティンだけでなくブルーベリーやゼアキサンチンが配合されたものの方が相乗効果を期待できます。ルティンは脂溶性のための食事と一緒にとった方が吸収率が高まります。